財政委員会として一番大切なことは、「都民からお預かりした貴重な税金を扱っている」ことを常に意識して財政運営を行っていくことです。
血の滲むような努力で財政再建を果たした今、改めて大事なことは、税金の使い方にあります。最小のコストで最大の効果を発揮させるよう、効率的な財政運営が必要です。都では、官公庁では始めて、新たな公会計制度による本格的な財務諸表を作成しており、行財政運営のムダをチェックできる仕組みを持っています。我々はこれを活用し、都民が納得のいく税金の使い方になるよう、しっかりと監視しなければなりません。
その上で、都民のために使うべきときには、既成概念に囚われない思い切った対応が必要です。耐震対策について、税制や補助などを効果的に組み合わせているように、新たな課題に的確に応えるためには、実効性のある思い切った施策展開が必要であり、限りある財源の中で適切な財政規律を保ちつつ、財政面でのサポートが不可欠です。
また、効率性だけではいけない施策もあります。社会的弱者や困っている都民に対しては、思いやりをもって財政が暖かい手を差し伸べることも必要であり、都民の不安を解消し、将来に希望の持てる都政を作るのも財政の重要な役割です。
東京は一国に匹敵する財政規模があり、大きな影響力を持っています。税金を扱っているという謙虚さを大事にしながら、必要なところには効果的に使い、無駄遣いをしない、させないことが大切だと肝に銘じ、公僕としての使命感を持って、今後の委員会運営を行ってまいります。
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